魚のPFC比較ランキング
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(文部科学省)
「魚は体にいい」と言っても、PFCで見ると性格はバラバラ。えびとさばでは脂質が25倍以上違います。筋トレ・ダイエットでよく使う魚介7種を、たんぱく質効率(100kcalあたりのたんぱく質量)でランキングしました。
たんぱく質効率ランキング(生・可食部100gあたり)
図: 同じ100kcalで摂れるたんぱく質(P/100kcal)
棒の長さ=たんぱく質効率(100kcalあたりのたんぱく質g)。参考(グレー)は鶏ささみ——えび・まぐろは肉の王者に匹敵し、まさばはその4割です。
1. むきえび(バナメイ) 23.9
たんぱく質19.6g・82kcal・脂質0.6g(100gあたり)
2. まぐろ赤身(きはだ) 23.8
たんぱく質24.3g・102kcal・脂質1g(100gあたり)
3. ツナ缶(水煮) 22.9
たんぱく質16g・70kcal・脂質0.7g(100gあたり)
4. しらす干し(微乾燥) 21.7
たんぱく質24.5g・113kcal・脂質2.1g(100gあたり)
5. 鮭(しろさけ) 18
たんぱく質22.3g・124kcal・脂質4.1g(100gあたり)
6. さば水煮缶 12
たんぱく質20.9g・174kcal・脂質10.7g(100gあたり)
7. まさば(生) 9.8
たんぱく質20.6g・211kcal・脂質16.8g(100gあたり)
参考: 鶏ささみ 24.4
たんぱく質23.9g・98kcal・脂質0.8g(100gあたり)
出典: 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年(生・可食部100gあたり)
数値から読み取れること
- 減量の主役はえび・まぐろ赤身・ツナ水煮: 脂質1g前後でたんぱく質効率は鶏ささみ(24.4g)に匹敵します。
- さば・鮭の脂質は「質」で評価する: 数値上は高脂質でも、その中身はEPA・DHAなどの多価不飽和脂肪酸。脂質枠を「どの脂で使うか」と考えると、青魚は有力な選択肢です。
- さば缶は汁ごと使う前提で計算する: 缶汁に脂がたっぷり溶けているため、汁を切ると実際の摂取値は表より下がります。当サイトのレシピは缶全体(固形140g)で計算しています。
- しらすは塩分に注意: 100gあたり食塩相当量4.2gと高め。使う量(1食20g程度)なら問題になりにくいですが、調味料は控えめに。
目的別の使い分け
| シーン | おすすめ | 当サイトのレシピ |
|---|---|---|
| 減量末期(脂質を極限まで絞る) | えび・まぐろ赤身 | えびの旨塩レンジ蒸し(F1.2g) / まぐろ漬け丼(F1.7g) |
| たんぱく質を一気に稼ぐ | まぐろ+ささみ | Wタンパク漬け丼(P53.5g) |
| 火を使わず時短 | さば缶・ツナ缶 | サバ缶レンジ味噌蒸し / サバ缶納豆丼(P41.1g) |
| 良質な脂質ごと摂る(増量・維持) | 鮭・さば | 鮭と卵のバター醤油プレート / 鮭パスタ |
| カルシウムも足す | しらす | しらすと卵の和風オートミール |
本記事は栄養成分の比較であり、特定の健康効果を保証するものではありません。数値は生・可食部100gあたりの代表値で、個体・加工状態により変動します。
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